先生はね、怒りたくなんかないんですよ~怒ることってこういうこと~
先生はね、怒りたくなんかないんです。
怒るという行為は、怒る方も怒られる方もストレスです。
できれば、怒らずに穏やかに1日を終えたい。
怒った日は、全身が重いです。
「はぁーーーっ」と深いため息が出ます。
できれば、怒りたくない。
でも怖くない先生になってしまったらいけない。
怒らなければならないときというのが、私はあると思っています。
ならぬものはならぬという姿勢を曲げてはいけないときがあると。
集団の最高責任者は、絶対にナメられたらいけないのです。
①怒らねばならないとき
・命に関わる危険なことをしたとき
・人が傷つくようなことを分かってしたとき
・がんばればできることを3回言ってもやらないとき
このときは、徹底的に怒ります。
叱るではなく、怒ります。
渾身のエネルギーを込めて、届けー!と祈りながら、
ドカーーーーンと!!!!
②なるべく怒らないためにできること
なるべく怒りたくない。
怒らないためにできることを、日頃からしておきます。
・ルールを明確にする
日頃から、これは絶対に許さないということを伝えています。
こうしたら怒るよ。理由はこうだよ。ということを繰り返し伝えます。
・秩序の乱れは芽で摘み取る
このくらいいいやと見逃した小さな芽が、怒っても解決できないくらいの大問題に発展してしまうことがよくあります。
ん?おかしい。と思ったら、多少面倒でもしつこく注意します。
注意をするときは、
1回目は優しく注意。2回目は強めに注意。3回目でドカーーン!!
という流れを守るようにします。
・常に分かりやすくあるよう心がける。
上にも書きましたが、怒る流れが分かりやすいということは、子どもが怒られるのを回避するように動きやすいということ。
私は、普段無駄に笑顔で過ごすようにしています。
デフォルトを笑顔にしておくと、無表情になるだけで、
子どもの方で「あれ?なんかおかしいぞ?」と気づいて動いてくれます。
そこで、「すごい!!さすが!!よく気づいたね✨」と伝えられれば、
怒ることなく、こちらの意図を伝えることができます。
・怒る前は必ず自問自答を3回以上してから怒る
「ワタシハ今カラ怒ロウトシテイル」
「本当ニイイノカ?」「イインダナ?」
という、自問自答です。笑
怒るのはなぜか。怒ることは子どもたちのためになるか。
怒る以外の選択肢は。
怒ることのメリット、デメリットは。
(怒ったあとの後悔と怒らなかったときの後悔を比較)
ここでやめておくことも多々あります。
怒るときは、意を決して怒ります。
ドカーーーーンと!!
子どもたちとの距離の取り方って、本当に難しいです。
専門性をきちんともち、頼られる存在であり、
相談しやすい温かい存在でもあり、
ならぬことはならぬという強い存在でもあり、
一緒に遊べる楽しい存在でもある。
クラスの子どもたち34名全員から、上のように慕われる存在になって初めて、怒らなくてもよい集団教育が実現するのでは?
あーーーーー。遠い……………。
どんなスーパーマンだ、それ。
目指しますよ。私なりに目指しますけれども。
日々落ち込みますよ。
まぁ日々復活しますけれども。
明日からまたがんばるぞーーー✨✨