アンガーマネージメント~みかん流~
自分に余裕がなくなると、小さなことでイライラする。
どうでもいいことが気にかかったり、何でもないことにつっかかったりしてしまう。
それは、子どもも大人も一緒です。
私は、イライラー💢っていうのがこみ上げてきたら、
おもいっきり鼻から息を吸います✨
そして、口からゆっくり吐き出す💨
黒いものが自分から出ていくのを頭に浮かべながら、何度かします。
そうすると、イライラー💢は、たいてい、イライラーくらいになっているものです。
そうなってから言葉を選ぶ。
なるべく、過去向きじゃなくて未来向きな言葉を選ぶ。
「なんで○○しなかったんですか?」じゃなくて、
「次は○○した方がいいと思いますよ」の方がいい。
頭の中で置き換えしてるうちに、冷静になってきます。
そして、自分に言い聞かせる。
もし私がこの人だったら、
(育ちも環境も性格もこの人だったら)
同じことをするに違いない。
そして、これはこの人の問題であり、私の問題ではない。
したがって、私がイライラーを長く持続しているようなことは、滅多にありません。
しかし、トゲゾーに継ぐ、強敵が現れたのです。
今日はいっぱいお話をせねばならず、若干結構イライラしました(*T^T)
新トゲゾー。
名付けると、言い訳マン。知ったかぶりマン。
何か指摘をすると、いつも、
「わかってたんですけど、○○がちょっと…」
「やっぱりなー。そうだと思ってましたよ」ゆ
と言う。
絶対に何も分かってなさそうな時も、そう言う。
これの連発。
素直じゃないと成長しないんだぞー !!と、頭の中で小さく叫んでみる。
私にとってアンガーマネージメントは、対子どもや保護者ではなく、対同僚に必要なものです。
もうちょっと修行を積んで、マネージメント力を磨いていきます。
雨の日は、家でゆーーっくりする✨
今週のお題「雨の日の過ごし方」
雨の日の休日。
それは、神様から「今日は家でゆっくり過ごせやーい」と命じられた日。
私は、じっと1日家にいるのが苦手です。
どこかに出掛けたい。
だれかに出会いたい。
そう思ってしまうので、家にじっとしていることは基本的にありません。
休日は、いくつか用事を入れていることが多いのですが、
なーんにも用事がない晴れの日も、
朝起きたら犬の散歩
スーパーへ買い物
ジムに行って運動
カフェで勉強
駅前でちょっとショッピング
みたいな感じで外に出ます。
晴れの日に1日家にいると、なんだか損したような気持ちになるのです。
だから、雨の日の休日は、
神様から「今日は家でゆっくり過ごせやーい」と命じられた日。
家にいても損じゃない日。
休日の朝。
起きて、雨の音が聞こえたら、
「ゆっくりするぞーーーー!!」と気合いを入れます。笑
家事をひと通りがんばったら、
ネットサーフィンなんかしながら、
ぼーっとしてみたりしても、
ちっとも損じゃない。
映画見たり、漫画読んだり、昼寝したり…
堂々とぐだぐだします。
そんなときに、不思議と、次やりたいことのアイディアが浮かんだりする。
晴れの日も雨の日も、必要なのですね。
不登校傾向の子を担任しています~みかん先生はしつこいのです~
実は、今年度も不登校傾向の子を担任しています。
その子は、もともと登校を渋る傾向にあり、5年生の2学期ごろからは、5時間目から登校するか放課後登校するペースになっていたようです。
いつも母親に当たり散らし、ごねてベッドから出ず、学校に登校しないと大好きなゲームをさせてもらえないから渋々登校するといった感じです。
やりたくないことばかりをやらせてくる学校は嫌だと言っていました。
その子に対して、出会った当初に話した話をまとめたのが、この記事です。
その子は、私に、「いつか、朝から登校できるようになりたい」と言いました。
私は、その子に、そのいつかが実現するように全力で応援するから覚悟するように言いました。
そう。みかん先生はしつこいのです。笑
電話をかけたり、家に行ってみたり、目標を立てさせたり、お説教してみたり……そりゃあもうしつこい。
家に行ってその子に追い返されても、何度約束を破られても、また行きます。また約束します。
だって、その子に何度聞いても、「朝から登校できるようになりたい」と言うのです。
「でも、きっと無理だと思う。」と。
無理なもんかーーーい❗❗(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
とツッコミをいれながら、しつこくつきまとっています。
6月に入って、少し変化が見え始めました。
ぼくが立てた「○時間目までに行く」という目標を、クラスのみんなに話してほしい。その方が、守れる気がする。
そう言って、自分で目標を立てるようになりました。
クラスのみんなに伝えたら、とっても喜んでいました。
よい応援団になるためにはどうしたらよいかも、みんなで考えました。
今実践中なのは、
自分のための貯金ポイントシステム✨です。
自分でがんばると決めていることをリストにし、それができたときや、学校で授業を受けられた時間数でポイントが貯まっていきます。
15ポイント貯まると、ゲーム2時間分楽しむ権利をゲットできるように、お母さんとも相談して決めました。
また、学校でやらされる嫌なことリストを一緒につくり、私がそれを無理やりやらせたりはしないことを約束しました。
そして、それらを自分で倒すことができたら、ボーナスポイントが獲得できるようにしました。
今週は、見事土日の分の権利も獲得し、ルンルンで下校していきました。
彼も、お母さんも、毎日たくさんの不安と戦っているのだと思います。
彼が、
「自分って結構やれるじゃん!」と思えるといいなと思います。
「人と関わるって結構楽しいじゃん!」とか、
「生きるっていいもんじゃん!」とか…
学校を、そういうことを感じられる場所にしていきたいです。
みかん先生は、とにかくしつこいのです。
1週間お疲れさま✨~なじみのバーでゆったりと~
お家の近くにある素敵なバー。
ここのところしばらく来られていなかったのですが、久々旦那と寄りました。
オシャレな音楽。
美味しいお酒と料理。
笑顔が素敵なマスター。
落ち着ける場所です。
旦那さんと飲むのは好きです。
何を話すわけでもないんだけど。
気楽だし、ほっとするし、おいしーいって思うし。
こういう幸せだーって思う時間があるから日々がんばれますね。
土日でやりたいこといっぱい。
楽しむぞーーー❗❗✨
ガツンと怒った後が大切~励まし合いのススメ~
先生がガツンといくとき💣はどんなとき?
命に関わるような危険なことをしたとき。
人の心を傷付けて楽しんでいることが分かったとき。
やればできることを3回言ってもやらないとき。
そう、子どもたちに言ってあります。
普段は淡々と諭す系の私ですが…
ガツンといくときは、全身全霊を使って恐く見えるようにします。
声を大きめに そして低めに
語尾を強めに 険しい顔で
絶対にいけない!ということが伝わるようにします。
ガツンといったあと、子どもたちに1度は話すようにしていることがあります。
先生は怒ります。
ダメなものはダメと。
先生に誰かが怒られた。そのあと、みんなはどうしますか?
「自分も同じことで怒られないようにします」
「同じことを繰り返さないように気を付けます」
いいですね。他人事ではなくて、自分事として受け止める。
大切なことです。
他には?
「???」
先生からみんなにお願いしたいことは、次のことです。
先生の真似をして、その友達をしかってはいけません。
あなたたちは先生ではなく、仲間同士です。
怒られて落ち込んでいる仲間の味方になってほしい。
まぁ、そういうときもあるよな。次気を付ければいいじゃん!と、励ましてほしい。
うれしいときは共に喜び、つらいときは分かち合う。それが、仲間だと思います。
そういう仲間同士のつながりがしっかりとあるクラスは、すごいです。
いろいろなことに挑戦できる。
ぜひたくさん支え合って、成長していってください。
相手を思いやり、相手の活躍を心から喜べる人、相手を応援し励ますことができる人になってほしいなぁと思います。
不登校の子を担任しました~悔しい気持ちにやっと整理がついたかも~
昨年度、これまでほとんど学校に通えていなかった子を担任しました。
4月、初めてクラスの名簿を渡されたとき、「おそらく本人に会うことはないだろう」と言われました。
こちらから電話をかけたり、家庭を訪問したりすることは、その子も母親も精神的に追い詰めてしまうことになるとのこと。
こちらから積極的に連絡を取ってはいけないとも言われました。
しかし…実際はそうはなりませんでした。
私が、その子の母親からかかってきた電話を偶然取り、意気投合したことがきっかけで、その子は週1回、放課後に学校に来るようになりました。
初めて会った彼女は色白で、目はうつろ。
でも、歌がとにかく大好きとのこと。
彼女との、週1回の放課後の時間がスタートしました。
最初は、彼女の好きな歌を、私が覚えて一緒に歌うだけの時間でした。
それが、やがて算数やら漢字やらの勉強を少しずつするようになっていきました。
気付けば一緒に笑い合えることも増え、表情もだんだんと明るくなっていきました。
やがて、週に何回かは教室でみんなと授業を受け、週1回放課後に私と勉強したり歌を歌ったりするのがスタンダードなペースになっていきました。
修学旅行にも参加し、卒業式にも出席し、卒業していきました。
「中学校でもがんばります。」
彼女が自分からそういってくれたことは、とてもうれしかったです。
その後……
彼女は毎日中学校に通うようになったそうです。
部活見学にも行き、登下校も一人でできるようになったそうです。
でも、彼女はまた、教室に入れなくなりました。
他教科の先生に、担任の先生が彼女のことを伝えていなかったのだそうです。
彼女はノートを書く遅さをみんなの前で指摘され、固まってしまったのだそうです。
固まった彼女を、担任の先生はその後も放っておいたとのことでした。
「あんなことくらいで来られなくなるようなら無理でしょう。小学校が甘やかし過ぎるからこんなことになる。ノートをきちんと書けるようにするのは、小学校の役割でしょう。それを引き取るこっちの身にもなってもらいたい。」
言葉がグサグサと刺さりました。
忙しい中で、伝達ができないこともあるでしょう。
あんなことくらいで、と思う気持ちは分かります。
彼女が甘いというのも分かります。
私の力が及ばなかったのも事実です。
私がやりすぎだというのも、相手からしてみたら事実です。
でも…
全部人のせいですか?
中学校の役割って何ですか?
頭の中がぐるぐるする中、よい言葉は生まれて来なくて……
ここからできる最善の対処を考えてほしい旨を伝えました。
ちくしょー。
私にできる最善をするしかありません。
彼女に手紙を書こう。お母さんにも。
お互いに、今の事態を中学校のせいにしちゃいけない。
そしたら敗けだ。
どんな環境にあっても、彼女は彼女らしく、一歩一歩進むしかないのだから。
手紙を読んだお母さんと彼女が、会いに来てくれました。
一緒に笑い合えました。
心のモヤモヤが、少し晴れた気がしました。
たしかに、私がしていることは「やりすぎ」かもしれない。
中途半端かもしれない。
でも。
やりすぎだろーが中途半端だろーが、私がやることは私が決めるのだ。
彼女が元気になっていくのがうれしかった。
それだけなのだ。
何が正しいかなんてない。
ちくしょー。
先生の目から見た修学旅行
今週のお題「修学旅行の思い出」
6年生の担任をするのは、今回で4回目になります。
したがって、修学旅行に行くのは、自分が子どもだった頃(小中高)と合わせると、今回で7回目。
先生目線から、小学校の修学旅行にまつわる話、をご紹介します。
①宿泊学習のせいで高学年は人気がない?
小学校で、宿泊学習を伴う学年は、5年生と6年生。
いわゆる、高学年てやつです。
宿泊学習
→小さいお子さんがいる先生は行けない。(特に女性の先生)
→健康面で何かしらの不安がある先生は行けない。
ここで少なくない人数がふるいにかけられ、高学年担任候補からはずれていきます。
②5年生の林間学校よりはまし。
修学旅行は旅館またはホテル。
林間学校は市の施設。
修学旅行はほぼ観光。(準備があまりない)
林間学校は山登りとこちらで企画するレク。(準備が大変)
修学旅行は1泊2日。
林間学校は2泊3日。
③夜眠れないことがバス移動中に効いてくる。
宿泊学習の夜は、あまり眠れません。
子どもたちの消灯時間はだいたい21時
↓
各部屋の見回り
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反省会と明日の日程確認
↓
自分達のお風呂
↓
トイレに起こす子たちを起こして回る
↓
2時頃就寝
↓
4時頃 2回目のトイレ巡回
↓
5時起床
この寝不足が、バスの移動中にジワジワ効いてくる。
一番前の席で子どもたちから見えないことをいいことに、ついついうとうとしてしまいます。
なので、バスレクで突然ふられると、めっちゃ焦ります。笑
④そうはいっても旅行はわくわくする。
わくわくしますとも。
先生も実は、わくわくしているのです。笑
でも、わくわくを出しすぎないように、
キリっとした表情でいるようにしています。
あくまでも引率者であり、指導者であることを忘れないようにしないといけない。
もともと顔にしまりがなく、旅行が大好きな私にとって、表情作りも重要タスクであり、苦行の1つです。