笑顔があふれた始業式~任されて、自ら考え行動するすんばらしい効果~
今日は始業式でしたヽ(*´∀`*)ノ
やはり、子どもたちに会うと、背筋がシャキッとします。
休み明けに教室に入った子どもたちが、少しでもワクワクするように、黒板にこう書いておきました。
明けましておめでとうございます。
小学校生活最後の学期が始まります。
一日一日を大切に、輝くスターを目指して、さらにレベルアップしていきましょう。
ワクワクする楽しい思い出をたくさん作ろう!
今年もよろしくお願いします。
さて。
今年初のミッションです。
やれることは朝のうちにすべてやっておいてください。
任せた!
(スターは子どもたちが決めたクラスのスローガンです✴)
朝子どもたちが登校し始めてから、始業式までの時間はおよそ40分。
私は昇降口で子供たちを迎え、教室には行かないようにしました。
1、2学期も同じようなことをしたのですが、今回はさらに子どもたちが考えればやれることをたくさん残しておきました。
さてさて。
子どもたちがやっておいてくれたことは以下の通りです。
・ダンボールに入ったまま廊下に置いておいた学年分のドリル、ノートの配布
・残ったダンボールをまとめてリサイクルコーナーに持っていく
・ゴミ捨て
・手紙ボックスに入っていた手紙の配布
・宿題(8種類)の回収
・宿題(8種類)を名前の順に並べる
・宿題を忘れた人を名簿にチェックする
・クラス用ビニール袋と雑巾の回収
・教室と廊下の簡単清掃
・分かる範囲での連絡帳の記入
・加湿器の設置
・金魚の水槽の掃除水の取り替え
・3学期の当番を黒板に書き出す
ここまでやって時間切れだったそうです。
やったことを報告していく子どもたちは、私が驚くたびに、お互いに顔を見合わせて、満足そうにニヤっとします。
「えー!びっくり!!何でそんなにたくさんできたの!?」
と聞くと、
そりゃーあれですよ。分担ですよ!
声かけ合ったし!
協力できたから!
優先順位とかね!
と口々に言いました。
そして、
もうちょっと時間があったらまだまだできることがあったのに!
とお調子者のSくんが言って、笑いが起こりました。
学期を追うごとに成長していることを改めて実感します。
子どもたちは、任されることがうれしいのです。
考えて行動してみたことが、認めてもらえることが、次も挑戦してみる励みにつながるのです。
彼らと過ごせるのもあと約50日。
1日1日を大切に、私も一緒に成長していきたいです。
シャキッとした背筋で、
心を正して、
彼らと向き合っていきたいです。
人からの注意を自分の成長につなげるために~3つのDを攻略せよ!~
人から注意をされたり、アドバイスをされたりしたときに出てくる3つのDを御存じですか??
こやつら、私にとってなかなか厄介なやつらです(# ̄З ̄)
こやつらと上手く付き合えるようになれば、私はもっと成長できるんだろうなーと最近よく思います。
3つのDとは……
でも(Demo)
どうせ(Dose)
だって(Datte)
のこと。
なにかとあっちゃ頻繁に出てきて成長や発見をストップさせるやつらです。
しかし、これらすべてを排除すればよいかというと、そういうわけでもない。
自分自身を守ってくれる役割も果たしているのが、3つのD。
🍀3つのDは自分自身を守ってくれる盾である。
そう。
これら3つのDによって、私たちは自分自身が信じているものを守り、正当化しながら生きていると言っても過言ではないと思うのです。
これらがなかったら、自分の軸もクソもないようなふにゃふにゃ人間になってしまう。
だから、3つのDをやたらめったら否定してはいけません。
だからといって、いつも自分の周りをこの"Dの盾"で囲んで生きていたら…
誰も近寄って来なくなってしまいます。
🍀3つのDは、自分について教えてくれる鍵である。
相手の言ったことに対して3つのDが出てきたら、自己分析のチャンスです。
反論したくなったということは、自分にとって大切な何かが関わっている可能性が高いと思うのです。
自分が信じているもの
自分が信じたくないもの
本当はこうなりたい自分
自分が向き合いたくない過去
それらを教えてくれる、鍵になることが多いように思います。
🍀3つのDを発するたびに、自分の進む方向は後ろ向きになってしまう。
とはいえ。
3つのDを口から発すると、自分の進む方向は停滞もしくは後ろ向きになってしまうことが多いのは事実です。
心して、付き合っていく必要があるものですね💨
ということで!!
2019年はこやつらと上手く付き合って、たくさんのことを吸収していきたいヽ(*´∀`*)ノ
そのための攻略法を考えてみたいと思います。
🌀悪い例
まずは、私にありがちな悪い例から。
旦那に向かって3つのDの盾を振り回した結果の末路です。笑
「人の話を聞くようにするとかよく言ってるわりには、話しすぎじゃない?」
「だって、聞こうとしたけどあんまり話してくれなかったんだもん。」
「それを話してもらうようにするための勉強をしてるんじゃないわけ?」
「でも、私だって話したいときあるんだからよくない?」
「あーそーですか。ならいいんじゃない?」
「どうせ私は話したがりですよ。すいませんね!」
チーン…………( TДT)
こうなると、この後も私の頭の中を3つのDが支配し続けることになります。
では、どうしたらよいでしょうか??
🍀3つのDの攻略法
①とりあえず、ぐっと飲み込む。
何か注意されたときや、人の意見に対して「は?」と攻撃的になりそうになったとき、それをすぐに相手にぶつけるのはトラブルの素。
盾を突きつけるのは相手に対する拒絶行為。
盾だって振り回せば立派な攻撃道具です。
3つのDが口から飛び出てきそうになったら、いったんぐっと飲み込んでみましょう。
カーっとなった感情は、3秒ほどでとりあえずおさまることが多いらしいです。
②受け止める。
飲み込んだら、否定せずに受け止める。
あ、私は今この意見に反発してるんだ!
こうは思いたくない自分がいるんだ!
イライラしてる!
ショックを受けてる!
へぇー(゚Д゚;)
と、受け止めちゃう。
③相手の言いたいことをもう少し詳しく聞いてみる。
どこでそう思った?
どうしてそう思った?
例えばどのとき?
など、詳しく聞いてみると、相手の言わんとすることがよく見えてきます。
ここで、お互い言葉の勘違いをしていることに気づくこともよくあります。
④自分の受け止めた感情を素直に伝えてアドバイスをもらっちゃう。
この頃には、だいぶ感情は落ち着いていて、3つのDを使わずに話せるようになっているものです。
③でこちらが相手の話に耳を傾けたことで、相手の心も開いていることが多い。
アドバイスがもらえたら、今後の自分の幅はまた広がっていきます。
✴うまくいった例
先程と同じ会話がうまくいった例は、こんな感じです。
「人の話を聞くようにするとかよく言ってるわりには、話しすぎじゃない?」
(沸き上がってきた3つのDをぐっと飲み込みます。)
(そして、受け止めます。)
私は話しすぎた言われてカチンときた。話しすぎない自分でいたいんだなー。
うまく聞けなかったことも認めたくないんだなー。
あーショックだー。
私の話を聞いてほしいって気持ちもあるなー。
話したいんだなー。
(相手の言いたいことをもう少し詳しく聞いてみます。
)
「そうなのか。話しすぎてるように見えたんだね。どこでそう思った?」
「あの漫画の話をしてたときだよ。全部自分の話にもってっちゃってた。結局相手は話せてなかったでしょ?」
「たしかに。他にもどこかあった?」
「あとはあのとき!犬の話のとき!」
「あー!あれかー!!」
(自分の受け止めた感情を素直に伝えてアドバイスをもららいます。)
「たしかになー。なんかうまく聞きたいのになかなかできなくて、ショックを受けている自分がいるよー。今日は話したい気分っていうのもあったのかも。気づいてなかったから教えてもらってよかったよ。」
「そっか。ならよかったね。」
「もっとこうすればいいって思うとこ、ある??」
「んー。割り込まないで聞いてから話せばいいんじゃない?」
「ごもっともだね。次やってみるよ。ありがとね。」
なんとまぁ、こんな感じですヽ(*´∀`*)ノ
実際には、この会話の途中で再び3つのDに遭遇することもあります。
どうやっても受け容れがたい意見もあります。
だからといって、相手に向かって盾を振り回すのも、納得しないまま謝ってしまうことで、自分に向かって盾を突き立てるのも違うのではないかなと。
まずは自分の中で受け止めて
相手の話をよく聞いて
その後自分の中で選びとっていくことで
自分をより深く知り
相手のことも知り
自分の軸を広げていくことにつながる
自らの成長につながる
のだと思います。
盾をうまく使って成長しまくる1年にしていきたいです( ̄ー+ ̄)
父と姉夫のすれ違い~自分がしてもらってうれしいことをするんダー!!は大きなお世話??~
明けましておめでとうございます!
今年も目標をもって発信をしていきたいと思います。
(週4回目標!週4回目標!)←がんばりたい気持ちを込めて、2回言ってみる。
どうぞよろしくお願いいたします(*^^*)
さて……
新年早々の私のミッションは、家族会合をいかに円満に終えるかということでした。
父と姉夫のすれ違いが最近悪化していると母が悩んでおり、元日の新年初の会合がうまくいくか心配とのこと。
ちなみに。
うちの父は世話焼きです。
↓こんな人です。
基本、娘のことが可愛くて仕方がないカワイイ人です。笑
だから、娘たちの夫によく思われたいし、仲良くしたい。
新年恒例の親戚の集いのために、朝からソワソワ、ワクワク。
そうして、毎年空回ります。……ハイ。
そこで!!
今年は作戦を立ててなんとかうまくいく方法を考えることにしました✨
名付けて……
新年家族円満大作戦!!( ̄ー+ ̄)そのまんま!(笑)
まずは、父の話をじっくり聞いてみることに。
父の言い分はこうです
Yくんはもっと食べたり呑んだりしたいハズだ
遠慮しているに違いない
もっと話がしたいハズだ
たくさん話しかければうれしいに違いない
だから
たくさんお酒やご飯を勧めて
たくさん話をふり
たくさん話せば
仲良くなれるに違いない
そう。
これは、すべて父の思い込みです。
父が、自分がしてもらってうれしいことを話しているのです。
でも、人はそれぞれしてもらってうれしいことも、かけてもらってうれしい言葉も違います。
もちろん、そこが合致していれば、なんの問題もないのですが。
父に聞いてみました。
前にそれをしたとき、Yくんはうれしそうだったの?
いや、全然。(  ̄ー ̄)
……即答。笑
お父さんは、Yくんによろこんでほしいの??
そりゃそうだ。お姉ちゃんの旦那さんだから大切なんだ!
そしたらどうすれば喜んでもらえるか考えないとだねー。難しいのかなー。
おお!お父さんは人付き合いはじょーずだからな。任せなさい。
さすがお父さん!
ほろ酔いのカワイイ父はノってきます。(*´∀`)♪
そっから、人それぞれしたいこととか考え方とかって違うからねー
という感じで母を交えてしばらく雑談した後、一緒に仮説を立てました。
Yくんは、大勢で話すのは苦手なのかもしれない
たくさん勧められた方がかえって気を使ってしまうのかもしれない
遠慮しているのではなく、自由な方が楽なのかもしれない
そこで…
料理はもともと分けておいて、姉夫婦分として渡しておくことで、自由に食べられるようにする。
個包装のもので残しても気にならないようなものを置いておいて、「食べても食べなくてもどちらでもよいこと」を伝えておく。
お酒はしつこく勧めない。
Yくんが自分から話した話(興味をもっている話)を広げることを意識する。
話すことを強要しない。
Yくんのおかげで助かっていることを伝える。
結果は……
なかなかうまくいきましたヽ(*´∀`*)ノ✨✨
笑顔がいつもより多くて、いつもより長く実家でくつろいでもらった気がするとのこと。
父も上機嫌で何よりです。
本当のおもてなしとは……
相手がしてもらったらうれしいことを相手の様子から読み取ってすること
なのではないかと。
自分と相手の違いを理解し、お互いが楽しめるポイントを見つけていくのがよいですね(*^^*)
2019年もがんばるぞー!!
教師の心得②~変わることを恐れない!~
君子は日に三転すといいます。
学ぶことは変わること。
学ぶ度に…
自分の考えが変わったり、
次はもっとこうしてみようと思ったり、
新しいことに挑戦してみたくなったりします。
子どもたちの言うことがコロコロ変わるのは、日々学んでいる証拠です。
子どもたちは、日々学び、日々新しい考えをもち、成長していく。
大人の想像をはるかに越える、めざましいスピードで。
柔軟な子どもたちの頭と心は、新しいものをどんどん自分の中に吸収していくのでしょう。
それ故に、ビックリ仰天発言や行動も多いのだけれど。笑
それに比べて…
私たち大人は、年をとればとるほど自分の凝り固まった考えに固執してしまう。
変わることを恐れてしまう。
以前これでうまくいったのだから、そのままやればいいのだと決めつける。
学びを怠る。
工夫を怠る。
そうすることで思考は停止するのです。
そうしてしまうと、成長も停止してしまいます。
日々学び、日々謙虚に吸収していきたいです。
新しい学びに胸をときめかせ、新しい試みに心を踊らせて、
日々生まれ変わるように成長していきたいです。
学ぶことは変わること。
明日の私は新しい自分。
教師の心得~まずは信じてもらえる人であれ!~
人と人との関係の軸になるものは、信頼関係なのではないかと思います。
人として、相手に信じてもらえる存在であるかということ。
教師は、ここへの努力を怠ってはならない。
同じことを言われても、尊敬する人から言われるのと、なんだこいつと思っている人から言われるのとでは、その効力に天と地ほどの違いが出ると思うのです。
例えば。
ミスチルの桜井さんから、
「お菓子の食べ過ぎはよくないよ。よいものを食べて健康を大切にすることが成功につながるよ。」
と言われたら…
はい!気を付けます!!お菓子の食べ過ぎはやっぱりよくない!止めます!!
と即答します。
その場で家中のお菓子を抹殺できます。笑
でも、同じことを、普段からうるさいなーやだなーと思っている上司に言われたら…
うるさいなー。人のプライベートまで口出してくんな。あーやだやだ。イラっときたから、帰りに美味しいチョコでも食べて帰ろう。
とか思います。笑
これは、極端すぎる例だとしても。
人間の心理として当たり前に起こることです。
だから。
教師にとって、子どもから尊敬される存在であることは、かなり大切な要素だと思うのです。
私は、子どもにこうしなさいということやこうした方がいいということを、自分自身もきちんと守る人でありたいです。
じゃないとその大切さは伝わらない。
じゃないとその言葉は本当の意味では届かない。
時間を守りなさいと言いながら授業に遅れ、授業を平気で伸ばす教師
勉強しなさいと言いながら自分自身の勉強を怠る教師
相手の気持ちを考えて発言しなさいと言いながら簡単に子供を傷つける教師
悪いお手本は山ほど…。
そうなりやすい職業だと思います。
子どもを育てる立場、子どもに何かを伝える立場だからこそ、まずは子どもたちの手本になるような人でありたい。
そのための努力をしたいです。
…何て言っているくせに。
今日、全力で廊下を走っているところを子どもに目撃されてしまいました( ̄□||||!
そういうときは……
ごめんなさい!次から気を付けます!●| ̄|_
と全力で謝ります。笑
(間違っても、「忙しくて…」なんて言い訳しちゃいけません!)
あぁ廊下歩行廊下歩行…
肝に命じます。(; ̄ー ̄A
罰ゲーム方式で子どもは伸びない!~そうするとよくなることを実感することが大事!~
私は、
○○しなかったら△△!
みたいな罰ゲーム方式を教室で取り入れることに、断固反対しますι(`ロ´)ノ
これって結構学校にあふれている戦法なのですが…
静かにすることがが出来なかったら廊下を雑巾掃除するとか
宿題忘ればっかりする人は給食のおかわりができないとか
そういうやり方って、最終的にその子自身の成長につながらないと思うのです。
人にはみんな、得意不得意があります。
その得意不得意に合わせて将来生きていく道や職業を選べばいいのであって、
絶対これが正しい
これをやれば生きていける
なんていう確実なものは存在しません。
もちろん、
苦手を克服するために努力することは大切なこと✨
でも、
その努力する力は人からバカにされたり罰ゲームを与えられることによって生まれてくるものではない
と思うのです。
例えば…
私は、黙って人の話を聞くのが苦手です。
直さなきゃなーとはずっと思っているし、そのことによって人を不快にさせてしまうこともあります。
でも。
もしも、
「人の話を遮って自分の話をしてしまったら、校庭を2周走れ」と言われたら…
その場では我慢できるかもしれない。
でも、その我慢した分のストレスを他のところで解消しようとするかもしれません。
そして、
学校は、行きたくない嫌な場所になってしまうと思います。
そうではなくて、もしも。
私のその苦手な部分を克服しようと一緒に頑張ってくれる人がいたらどうでしょう?
応援してくれる人がいたらどうでしょう?
たくさん聞いてもらったから嬉しいよ、聴くの上手になったね!と喜んでくれる人がいたらどうでしょう?
黙って人の話を聞くことは、苦痛ではなくなるのではないでしょうか。
すぐに直らないにせよ、聴くことの大切さを実感できるのではないでしょうか。
私は教室をそういう場所にしていきたいです。
そのためにできることを子供達と一つ一つ考えていきたいです。
またしてもかなり間が空いてしまった!Σ( ̄□ ̄;)
週4日以上更新、何とかして成し遂げるぞー!!
がんばるときのアドバイス~子どもたちの自主学習キャンペーンに学ぶ~
今週、自主学習がんばろうプロジェクトを立ち上げた子どもたちが、自主学習キャンペーンを始めました。
クラスを4グループに分け、自主学習でゲットしたAの数でポイントを競うというもの。
自主学習は、競うためにするものではないけれど…
なかなか自分から学習をする気にならない子の、何かのきっかけになったらいいなと思い、させてみることにしました。
これが、効果は絶大!!笑
30人ほどが自主学習をやって来るようになり、
そして、1日何ページもやって来る子も出てきました。
その中で気になったのが、がんばっている子から出た、こんな一言。
「Cグループはいいよねー。もともとやる人多いじゃん。わたし○ページもやったのに、全然勝てないんだよ。やらない人もいるしさー。」
うーん。
これってなんか違う。
そう思ったので、クラス全体に少しお話をすることにしました。
「私だったら、ポイントが少ないグループにいた方がワクワクします。だって、こっからぐーんと伸びる可能性があるでしょ。」
子どもたちは最初、きょとんとしていました。
「どうしたら記録が伸びるか考えていろいろ試せる。
一人が不安だったら、友達と一緒に試せる。
工夫しがいがある。
自分次第で変えられる。
これって、ワクワクするでしょ?」
あー。なるほど。
子どもたちけら声があがります。
「そのときのかんばり方っていろいろあると思うんです。」
「私、こんなにがんばってるんだから、あなたもやってよ!○ページもやって大変だったんだからね!
こう言われてやる気になるかな?」
ならない!こわい!と叫ぶ子どもたち。
「じゃあ、どう言えば相手をやる気にさせることができるかな?」
一緒にがんばろう!
とか?
その人それぞれでちがくない?
こんなやり方したら楽しいよーとか?
「せっかくクラスで取り組むキャンペーンです。
みんなとだから自主学習がんばれた!
自主学習ってやってみるといいことある!
思ってたより楽しいかも!
みたいに思える人が一人でも増えるキャンペーンにしていってほしいです。」
帰りの会の後、グループごとに集まって、作戦を立てている様子が見られました。
見守っていきたいと思います。
子どもたちに偉そうに話しましたが…
これ、私自身がよくぶち当たる問題です。
私こんなに頑張ってるのにどうしてわかってくれないの?
こんなに頑張っているんだから、もう少しあなたも頑張ってよ!
受ける側に立ってみれば、こんな身勝手で耐え難い要求はない。
頑張るか頑張らないかを決めるのは自分です。
自分で頑張ると決めておいて、つらくなったら他の人に八つ当たりし、同じだけの頑張りを要求するのは無理というもの。
分かってはいるつもりなのに、自分のこととなるとついしてしまう。
気づくと相手に求めてしまったり、苛立ちを感じたりしてしまう。
でも。
自分さえ我慢してればいいと納得させるのも違う。
それでは、いつかどこかに歪みが生じてしまう。
努力は自分のためにするもの。
自分自身の将来のためにするもの。
文句を言うなら工夫をすること。
少しでもよくするために、何ができるか考え行動をすること。
そのことをいつも忘れないようにしていきたいです。