教師の心得~まずは信じてもらえる人であれ!~
人と人との関係の軸になるものは、信頼関係なのではないかと思います。
人として、相手に信じてもらえる存在であるかということ。
教師は、ここへの努力を怠ってはならない。
同じことを言われても、尊敬する人から言われるのと、なんだこいつと思っている人から言われるのとでは、その効力に天と地ほどの違いが出ると思うのです。
例えば。
ミスチルの桜井さんから、
「お菓子の食べ過ぎはよくないよ。よいものを食べて健康を大切にすることが成功につながるよ。」
と言われたら…
はい!気を付けます!!お菓子の食べ過ぎはやっぱりよくない!止めます!!
と即答します。
その場で家中のお菓子を抹殺できます。笑
でも、同じことを、普段からうるさいなーやだなーと思っている上司に言われたら…
うるさいなー。人のプライベートまで口出してくんな。あーやだやだ。イラっときたから、帰りに美味しいチョコでも食べて帰ろう。
とか思います。笑
これは、極端すぎる例だとしても。
人間の心理として当たり前に起こることです。
だから。
教師にとって、子どもから尊敬される存在であることは、かなり大切な要素だと思うのです。
私は、子どもにこうしなさいということやこうした方がいいということを、自分自身もきちんと守る人でありたいです。
じゃないとその大切さは伝わらない。
じゃないとその言葉は本当の意味では届かない。
時間を守りなさいと言いながら授業に遅れ、授業を平気で伸ばす教師
勉強しなさいと言いながら自分自身の勉強を怠る教師
相手の気持ちを考えて発言しなさいと言いながら簡単に子供を傷つける教師
悪いお手本は山ほど…。
そうなりやすい職業だと思います。
子どもを育てる立場、子どもに何かを伝える立場だからこそ、まずは子どもたちの手本になるような人でありたい。
そのための努力をしたいです。
…何て言っているくせに。
今日、全力で廊下を走っているところを子どもに目撃されてしまいました( ̄□||||!
そういうときは……
ごめんなさい!次から気を付けます!●| ̄|_
と全力で謝ります。笑
(間違っても、「忙しくて…」なんて言い訳しちゃいけません!)
あぁ廊下歩行廊下歩行…
肝に命じます。(; ̄ー ̄A