みかん先生はくじけません

小学校教師。日々思うことや学んだことを綴ります。

自分で考え進んで動ける子どもたちを育てるために~クラス円満の秘訣②~

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「どうやったら自分で考えて進んで動ける子どもたちになるんですか?」

 

若い先生方から受けた質問です。

第2回の座談会も近づいてきたので、私なりに答えられるように整理してみたいと思います。

 

 

 

なぜ自分で考えて進んで動ける子どもたちにしたいの?

 

この理由の部分がブレたり、はっきりしていないとダメです。

人によってその理由は違っていいと思います。

 

例えば、進んで考え、嫌だと思ったので勉強をサボってゲームセンターに行くのを、よくやったと誉める先生も親もあまり多くないと思います。

何でも進んでやればいいというものではないのです。

 

 

ちなみに私は、

人の役に立つことを幸せだと感じられる人になってほしいというのが理由です。

 

子どもたちに、自分が誰かの役に立つ存在だということ、人と力を分け合って生きていくって素敵だなぁということを学んでほしいと思うのです。

 

 

 

なので、4月の始めに子どもたちには次のような話をします。

 

学校というのは、みんながこの先よりよく生きていくために必要な、よい習慣を身に付ける場所です。

 

よりよく生きるってどんなことだと思う??

 

 

子どもたちからは、その年その年でいろんな意見が上がります。

 

えらくなること!

(どういうことがえらいの?)

お金持ちになること!

(お金ってどんなときにもらえるの?)

いいことをたくさんすること!

(いいことってどんなこと?)

 

 

みんながいいと思ったことは、どんどん行動に移していってほしいです。

それがいいことだったとき、みんなのまわりに「ありがとう」が溢れていきます。

もしも、誰にも気づかれなかったとしても、みんなの心に幸せの貯金がされていきますよ。

 

これをしたら○○さんがうれしいんじゃないかな、助かるんじゃないかな、と思うことを先回りしてやることを「先回り」といいます。

先回りが上手な人は、幸せ貯金が上手な人です。

もしも、誰かの先回りに気づいたら、「ありがとう」を言うと、お互いの幸せ貯金になりますよ。

幸せ貯金は、みんながこれから生きていく中で、必ずみんなを助けてくれるものです。

 

 

子どもが何かに気がついて動いてくれたらすかさず、大きな声で広めます。

 

「よく気がついたね!これぞ先回り!!

すごく助かったよ。ありがとう!!」

 

すると、周りの子たちが集まってきます。

 

「なになに?なに先回りしたの??」

「みんなの宿題がバラバラに出されていたから、種類ごとにそろえておいてくれたんだって!」

「えー!すごい!ありがとう!」

「ありがとう!」

 

こうして、ありがとうの輪が広がり、先回りの輪も広がっていくのです。

 

 

 

先回りをして感謝されると、この感覚はやみつき✨になります。

 

この自分が必要とされる感覚や、誰かに感謝される満足感って、幸せに生きていくために不可欠なことだと思うのです。

 

 

 つまり、

自分で考えて進んで動ける子どもたちを育てるためには……

 

進んで動くことで誰かを幸せにする快感を体感させることなんじゃないかなぁと、私は思います✨