人からの注意を自分の成長につなげるために~3つのDを攻略せよ!~
人から注意をされたり、アドバイスをされたりしたときに出てくる3つのDを御存じですか??
こやつら、私にとってなかなか厄介なやつらです(# ̄З ̄)
こやつらと上手く付き合えるようになれば、私はもっと成長できるんだろうなーと最近よく思います。
3つのDとは……
でも(Demo)
どうせ(Dose)
だって(Datte)
のこと。
なにかとあっちゃ頻繁に出てきて成長や発見をストップさせるやつらです。
しかし、これらすべてを排除すればよいかというと、そういうわけでもない。
自分自身を守ってくれる役割も果たしているのが、3つのD。
🍀3つのDは自分自身を守ってくれる盾である。
そう。
これら3つのDによって、私たちは自分自身が信じているものを守り、正当化しながら生きていると言っても過言ではないと思うのです。
これらがなかったら、自分の軸もクソもないようなふにゃふにゃ人間になってしまう。
だから、3つのDをやたらめったら否定してはいけません。
だからといって、いつも自分の周りをこの"Dの盾"で囲んで生きていたら…
誰も近寄って来なくなってしまいます。
🍀3つのDは、自分について教えてくれる鍵である。
相手の言ったことに対して3つのDが出てきたら、自己分析のチャンスです。
反論したくなったということは、自分にとって大切な何かが関わっている可能性が高いと思うのです。
自分が信じているもの
自分が信じたくないもの
本当はこうなりたい自分
自分が向き合いたくない過去
それらを教えてくれる、鍵になることが多いように思います。
🍀3つのDを発するたびに、自分の進む方向は後ろ向きになってしまう。
とはいえ。
3つのDを口から発すると、自分の進む方向は停滞もしくは後ろ向きになってしまうことが多いのは事実です。
心して、付き合っていく必要があるものですね💨
ということで!!
2019年はこやつらと上手く付き合って、たくさんのことを吸収していきたいヽ(*´∀`*)ノ
そのための攻略法を考えてみたいと思います。
🌀悪い例
まずは、私にありがちな悪い例から。
旦那に向かって3つのDの盾を振り回した結果の末路です。笑
「人の話を聞くようにするとかよく言ってるわりには、話しすぎじゃない?」
「だって、聞こうとしたけどあんまり話してくれなかったんだもん。」
「それを話してもらうようにするための勉強をしてるんじゃないわけ?」
「でも、私だって話したいときあるんだからよくない?」
「あーそーですか。ならいいんじゃない?」
「どうせ私は話したがりですよ。すいませんね!」
チーン…………( TДT)
こうなると、この後も私の頭の中を3つのDが支配し続けることになります。
では、どうしたらよいでしょうか??
🍀3つのDの攻略法
①とりあえず、ぐっと飲み込む。
何か注意されたときや、人の意見に対して「は?」と攻撃的になりそうになったとき、それをすぐに相手にぶつけるのはトラブルの素。
盾を突きつけるのは相手に対する拒絶行為。
盾だって振り回せば立派な攻撃道具です。
3つのDが口から飛び出てきそうになったら、いったんぐっと飲み込んでみましょう。
カーっとなった感情は、3秒ほどでとりあえずおさまることが多いらしいです。
②受け止める。
飲み込んだら、否定せずに受け止める。
あ、私は今この意見に反発してるんだ!
こうは思いたくない自分がいるんだ!
イライラしてる!
ショックを受けてる!
へぇー(゚Д゚;)
と、受け止めちゃう。
③相手の言いたいことをもう少し詳しく聞いてみる。
どこでそう思った?
どうしてそう思った?
例えばどのとき?
など、詳しく聞いてみると、相手の言わんとすることがよく見えてきます。
ここで、お互い言葉の勘違いをしていることに気づくこともよくあります。
④自分の受け止めた感情を素直に伝えてアドバイスをもらっちゃう。
この頃には、だいぶ感情は落ち着いていて、3つのDを使わずに話せるようになっているものです。
③でこちらが相手の話に耳を傾けたことで、相手の心も開いていることが多い。
アドバイスがもらえたら、今後の自分の幅はまた広がっていきます。
✴うまくいった例
先程と同じ会話がうまくいった例は、こんな感じです。
「人の話を聞くようにするとかよく言ってるわりには、話しすぎじゃない?」
(沸き上がってきた3つのDをぐっと飲み込みます。)
(そして、受け止めます。)
私は話しすぎた言われてカチンときた。話しすぎない自分でいたいんだなー。
うまく聞けなかったことも認めたくないんだなー。
あーショックだー。
私の話を聞いてほしいって気持ちもあるなー。
話したいんだなー。
(相手の言いたいことをもう少し詳しく聞いてみます。
)
「そうなのか。話しすぎてるように見えたんだね。どこでそう思った?」
「あの漫画の話をしてたときだよ。全部自分の話にもってっちゃってた。結局相手は話せてなかったでしょ?」
「たしかに。他にもどこかあった?」
「あとはあのとき!犬の話のとき!」
「あー!あれかー!!」
(自分の受け止めた感情を素直に伝えてアドバイスをもららいます。)
「たしかになー。なんかうまく聞きたいのになかなかできなくて、ショックを受けている自分がいるよー。今日は話したい気分っていうのもあったのかも。気づいてなかったから教えてもらってよかったよ。」
「そっか。ならよかったね。」
「もっとこうすればいいって思うとこ、ある??」
「んー。割り込まないで聞いてから話せばいいんじゃない?」
「ごもっともだね。次やってみるよ。ありがとね。」
なんとまぁ、こんな感じですヽ(*´∀`*)ノ
実際には、この会話の途中で再び3つのDに遭遇することもあります。
どうやっても受け容れがたい意見もあります。
だからといって、相手に向かって盾を振り回すのも、納得しないまま謝ってしまうことで、自分に向かって盾を突き立てるのも違うのではないかなと。
まずは自分の中で受け止めて
相手の話をよく聞いて
その後自分の中で選びとっていくことで
自分をより深く知り
相手のことも知り
自分の軸を広げていくことにつながる
自らの成長につながる
のだと思います。
盾をうまく使って成長しまくる1年にしていきたいです( ̄ー+ ̄)