みかん先生はくじけません

教育革命家。未来学園HOPE学園長。しあわせ先生塾主宰。元小学校教師。平本式現場変革リーダー養成サブ講師。DoMaNNaKaマスタートレーナー。日本プロカウンセリング協会二級心理カウンセラー資格。教育についてのいろいろを綴ります。

見えてきた!!~やる気がない子をやる気にさせる原則~

なんで、みかん先生のクラスはそんなにやる気いっぱいなのか。

なぜ、みかん先生のクラスはそんなに手がいっぱい挙がるのか。

 

自分の中でよく分かっていない部分もあったのですが…

どんなときも当てはまる原則が見えてきました。

 

 

そのことをやる意味が、その子に見えているか否か。

そして、それをやることをその子自身が選択しているか否か。

 

です。

 

つまり…

そのことを学ぶことで、そのことに真剣に取り組むことで、本人にどんなメリットがあるのかを、本人が分かるように提示できるかどうか。

そして、それをやることを、本人に選択させられるかどうか。

 

このメリットの部分を、大人目線で考えても、子どもたちはのってきません。

子どもたちがワクワクするものでなければいけない。

 

そして、このメリット部分が、抽象的過ぎても、子どもたちはのってきません。

「将来のためなんだから」→例えばどんな?

「自分のためでしょ」→どんなふうに?

 

例えば、こんな風に言ったらどうでしょう。

 

「なんで、毎日音読は宿題に出るのでしょう?

 音読をするのには意味があります。

 この中で、毎週3冊は必ず本を読みますって人どのくらいいる?

 そっか。その人たちは正直、音読なんかしなくても、必要な力は自然と身についていくから大丈夫です。

 ただ、なかなかそんなには読めないな、とか、なんとなく国語って苦手だなって思う人、多いんじゃないかな。

 その人たちでも、基礎的な国語力が自然と身についちゃうようになってるのが、毎日の音読の宿題です。

 音読をすることで、目で文章を読む、声で発する、耳で聞くという、3つの体の部分をつかって、文章をインプットすることができる。

 これを毎日行うことで、将来立派に活躍していくために必要な、「書く力、読む力」が身につくと言われているのが音読です。

 日本で日本語をつかって生きているわけですから、どんな職業についたとしても、日本語をつかって伝えたり、日本語をつかって理解したりすることは必須です。

 だから、小学生のうちに毎日音読をしておくことは、いいことだと先生は思う。

 ただ、先生はお家まで行ってチェックすることはできないから、どう取り組むかは自分次第です。物事への取り組み方は、みんな自身が選ぶんです。」

 

その上で、本を読むことの楽しさは、日々伝えていきます。

授業で音読をするときの様子で、変化があった子に、「すごい!!」と声をかけます。

 

 

なんでやってくれないのか。

 

そこからぜひ、考えてみたいこと。

 

そのことをすることで、その子にとってよいことはなに?? 

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