みかん先生はくじけません

教育革命家。未来学園HOPE学園長。しあわせ先生塾主宰。元小学校教師。平本式現場変革リーダー養成サブ講師。DoMaNNaKaマスタートレーナー。日本プロカウンセリング協会二級心理カウンセラー資格。教育についてのいろいろを綴ります。

緊急休校が決定した2月28日に教室で起こったこと~朝編~

教育委員会もてんやわんやだったのでしょう

朝の段階では、委員会から通知文がまだ送られてきていなかったため
朝一番に開かれた先生たちの会議では
まだはっきりとした見通しが立ちませんでした
さまざまな質問や不安の声が飛び交い
会議は長引きました


昨日の朝の子どもたちの課題は、朝英語
いつも通りならば
来週ある英語のプレゼンの練習をしているはずの時間です


彼らのことだから…
「最後かもしれないしお別れ会を開こう!」となって
話し合いでもしているかな?

それとも…
「まだ分からないんだから英語プレゼンの練習をしよう!」と言って
練習しているかもしれない

そう思いながら教室に向かいました

廊下を歩いていくと
教室の後ろのドアからぴょこぴょこ飛び出てくる子どもたちが見えます


なんだ?

そう思いながら近づいていくと

子どもたちはさーっと中に入っていって
教室がしんとなりました

ガラっとドアを開くと…

大きな拍手と歓声に包まれました

「先生、1年間ありがとうございましたーー!!」

彼らが選んだのは…
感謝の気持ちを伝えること
そのための準備をすること

もう泣いている子が何人もいました


「すごーーーい!!!!感動した!!」

私の声に
満足そうに顔を見合わせる子どもたち



「朝の時間、他には何をしていたの?」

そう聞くと

「…………え??えーと??」

なんだか異様な間のあと

「あ!!!朝英語です!!朝英語でプレゼン練習してました!」

「そうそう!!そりゃもちろんそうでしょ!!」

という
わざとらしーい元気な返事がwww


どうやら彼らには
まだまだ企んでいることがあるようでした


環境に文句を言わず
今できることをしていくこと

彼らはもう言われなくても
よーく分かっていたようです


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