みかん先生はくじけません

教育革命家。未来学園HOPE学園長。しあわせ先生塾主宰。元小学校教師。平本式現場変革リーダー養成サブ講師。DoMaNNaKaマスタートレーナー。日本プロカウンセリング協会二級心理カウンセラー資格。教育についてのいろいろを綴ります。

悩んでいたのは、子どもたちとの距離感~仲はいいけどなめられない距離の取り方~

第1回座談会、無事終了しましたー!!

 

いろんな話が聞けて、私にとってとても楽しい時間でした!

もともとのテーマから始まって、トラブル対応の悩みなんかを話しているうちに、話題が集中したのが…

子どもたちとの距離感。

 

最近は、子どもたちと完全なお友だちになってしまい、指導力を失ってしまう若い先生が多いと聞きます。

でも、いつも怖い顔をしていても、子どもと距離が離れてしまい、子どもたちが安心して近寄ってこられない。

かといって、気を許しすぎると、こちらの考える距離感を簡単に飛び越えてくるのが子どもたち。

どうしたらよい距離感を保つことがてきるのか?という話になりました。

 

私が思う距離感の保ち方をまとめてみます。

 

 

1 授業中と休み時間の区別

私は、授業中と休み時間の関わり方をはっきりと区別するようにしています。

自分の話し方を、公的なもの、私的なものではっきり変えます。

休み時間中でも、「宿題忘れや係活動の報告を受けるとき」は、キリッと敬語で話す。表情もキリッと。

なんでもない話しや相談にのるときには、ふわっと話す。表情もふわっと。

 

そうすることで、子どもも自然と区別をつけて関わってくれます。

 

 

2 タメ口は許さない

私個人としては、年下や後輩からのタメ口はまったく気にならないタイプです。

趣味で関わるような場合は特に、まーったく気になりません。

10歳以上年下の大学生とタメ口でフットサルをしてたりします。

近所の子どもがタメ口をきいてきてもなんとも思いません。

 

でも、仕事で子どもと関わる場合は別です。

私は、指導者として関わらなければいけないからです。

目上の人に適切な話し方ができなければ、将来困るのは彼らです。

話す姿勢や目を見て聞くことなどもうるさく言います。

子どもたちの将来に役立つことだと思うからです。

 

 

3 最初は厳しく 基本的な関係ができてから徐々に近づけていく

4月の最初に、「対目上の人」「対指導者」との関係を作れるよう、言葉遣い、態度、姿勢について厳しくします。

そうして、基本的な先生と子どもの関係ができた5月頃から、徐々にくずして冗談が言い合える関係にしていきます。

 

でも、どんなときも、ほめるとき、お礼を言うとき、相談にのるときは、ふわっとを心がけているなぁと先生方と話す中で気づきました。

 

 

4 授業中に威厳尊敬ポイントをゲットする

偉そうなことを言っていても、授業がつまらない先生、授業が分かりづらい先生を、子どもは尊敬できません。

子どもが学校にいるほとんどが授業です。

その時間が苦痛であれば、子どもにとってかなりのストレスになります。

 

授業準備を怠らないこと。

教材研究をきちんと行うこと。

 

真摯に授業に向かう姿勢は、必ず子どもに伝わるものです。

 

 

 

~第一回座談会を終えて~

普段何気なくやっていることも、こうやって整理して考えてみると、

自分が見えてくる。

そして、普段何気なくやっていることが、話すだけで人の役に立ったりする。

 

やっぱり人と共有をすることは、大切なことだなぁと思いました。

参加してくれた先生方に感謝!!