子どもの心に響く小話集②~授業中めっちゃ手が挙がるようになる!~
教室はまちがうところだ!
失敗なんか恐れずに発表するんだ!
そんなこと言われても、間違うのは恥ずかしいもの。
そっか♡
じゃあ手をあげよう!
とは、なかなかならないものです。
とはいえ。
私のクラスの子どもたちは、とにかくたくさん手を挙げます。
私が、子どもたちに発表を促すときは、こう話します。
間違ったら恥ずかしいと思うでしょう?
こんなこともわかんねーのかよって馬鹿にされちゃうかな?とか、
うまく話せなかったらどうしよう!とか思うよね。
でもね。
間違ったとしても、大丈夫!
人は、あなたが間違ったことなんか覚えてないんです。
あなたほど、あなたに興味のある人なんていない。
あなたが思うほど、人はあなたに興味なんか持ってない。
あなたが自意識過剰なだけなんです。
だから、大丈夫。
間違っても、みんなそんなことすぐ忘れちゃうから。
嘘だって思う?
じゃあさ。
自分が写っているクラスの集合写真が配られたら、みんながまず一番最初に探すのは誰ですか?
絶対自分でしょ?
まずは、みんな自分自身に興味がある。
じゃあ、ちなみに。
先週やった算数の授業で、先生がまとめのところで言い間違いしちゃって、
すっごーーーーく恥ずかしかったんだけど、
誰か覚えてる人、いる?
先週の授業で、手を挙げて間違った答えを言った人の名前、挙げてみて?
ほら、誰も覚えてない。
ちなみに。
なんで手を挙げて発表したほうがいいかっていうと、全部自分のためです。
ただ聞いているだけだとほぼ身につかない授業内容が、手を挙げて発表をしようとするだけで、脳が能動的になって格段に頭に入るようになる。
理解力がぐんとアップする。
発表に挑戦して失敗すると、その失敗の数だけ、その人の表現力はアップする。
しかも、その失敗を覚えているのは、あなただけです。
挑戦しなきゃ損だと思わない??
どんどん失敗してレベルアップしていきましょう。
その挑戦を、みんなで応援していきませんか?