みかん先生はくじけません

教育革命家。未来学園HOPE学園長。しあわせ先生塾主宰。元小学校教師。平本式現場変革リーダー養成サブ講師。DoMaNNaKaマスタートレーナー。日本プロカウンセリング協会二級心理カウンセラー資格。教育についてのいろいろを綴ります。

問題児なんてどこにもいない!!~おかしいのは学校のシステムです~

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もともと、問題児なんてどこにもいないんです。

問題児は、周りの関わりと環境が勝手に生み出すもの。

 

私はそう思います。

 

 

「あの子、素直じゃないから扱いづらい」

その子には、素直でいられなくなる何かがあったのです。

素直にならないことで、守っている何かがあるのです。

 

「ウソばっかりつく子だよね」

その子がウソをついている目的が必ずあります。

ウソをついた方がうまくいくことが何かあるのです。

 

「態度悪くて、やになっちゃう」

態度が悪くなったのはいつごろからでしたか。

その時、何がありましたか。

その子が態度を悪くすることで、訴えていることが何かあるはずです。

 

「親があれじゃあねぇ」

その親御さんが抱えていることは何ですか?

子育てって大変なことです。

日々いろんなことがある中、学校へ子どもを送り出してくれているんです。

そのことに、まずは感謝しませんか?

 

 

問題児なんて、どこにもいません。

学校のシステムに適応しない子を、問題児扱いするのは止めましょう。

 

45分×6コマも、じっと座っていなきゃいけない能力が、将来何の役に立つというのでしょう。

それが、退屈な授業だったらなおさらのこと。

 

まっすぐ並べないからなんだというのでしょう。

整列しなきゃいけない機会なんて、大人になってからありましたか?

 

国語ができなくても、算数ができなくても、立派に生きていけるんです。

狭い世界で、人と人とを比べ、競わせ、子どもたちの大切な自尊心を損なわせるのは、もう止めませんか。

 

 

問題児とよばれる子たちは、必死に教えてくれています。

 

「学校、おかしいぞ!」

「もっとこう生きたい!」

「簡単に決めつけるな!」

 

 

 

子どもたちの未来に本当に必要なものは…

 

自分を愛する心

人を信じる心

だれかの役に立てることを心から喜べること

 

学校を、本当に必要なことを学べる場所に、していきたいです。