子どもの力を伸ばす方法①~魔法の言葉「ありがとう」~
プリントをそろえておいてくれたの?
ありがとう!すごく助かる!
荷物を持ってくれてありがとう!
おかげで元気出たよ!
宿題が揃うと一日がすごく気持ちよく始まるね!
ありがとう!
「ありがとう」は、私がクラスで最も頻繁に使う言葉かもしれません。
「ありがとう」と言われた後の、子どもたちの幸せそうな顔が大好きです。
一人ひとりに対してはもちろんですが、クラス全体や集団に対してもよく使います。
例えば、運動会の後。
感動をありがとう。
みんなの真剣に演技する姿を見て、幸せな気持ちになりました。
私もがんばろうって心から思ったよ。
委員会の後。
たくさん意見を出してくれて、ありがとう。
そうやって一生懸命考えてくれる高学年がいてくれることで、学校全体がパワーアップします。
ありがとうを言い忘れちゃいけないのは…
✨子どもがこれから増やしていってほしい行動をしたとき✨です。
すかさず全力で「ありがとう」を送ります。
その具体的な行動と、その行動によって私がどう感じているかを伝えます。
あなたの行動によって、周りはこんなによくなった、助かったということをフィードバックするのです。
これ、自分がしてもらうと分かるのですが、めちゃめちゃうれしいものです。
自然と、またやろうと思える。
自分は周りの役に立つ存在なんだと、自己貢献感をもつことができる。
これを見ていた周りの子たちにも広がっていく。
そして、そのうち周りの子たちも、自然と「ありがとう」を言うようになっていきます。
これぞ、HAPPYの連鎖✨です。
これ、減って欲しい行動を注意する100倍くらいの効果があると、私は思っています。
今日、何回「ありがとう」を言いましたか??
心からの「ありがとう」を、とくに子どもたちにはたくさんたくさんプレゼントしていきたいです。