不登校傾向の子の足が学校に向き出した❗~特効薬はやっぱりアレかも~
母親が無理やり連れ出さないと、学校に来られなかった彼の足が、少しずつ学校に向き出した手応えを感じています。
いろんなことを試したけれど………
特効薬はやっぱりアレ✨かなと思ってきました。
アレ。
分かります??
人類みーんなが大好きな、アレです。
①貢献感を感じること
4月から、Sくんが来るとすごくうれしい✨✨!!という輪を広げ続けました。
私だけじゃなくて、彼と同じ班の子たちや、クラス全体に。
Sくんが来ないとつまらないよ!来て来てー!!
これを言われてうれしくない人類はきっとかなりの少数派です。
自分が行くだけで喜んでくれる人がこんなにいるんだなー。
そんなに言ってくれるなら行くかなーって気になってくるものなのですね。
きっと。
②所属感、連帯感を感じること。
Sくんと特に仲のいいメンバー4人で目標をたて、それを達成したかどうかの4人の合計ポイントと私のポイントで勝負しています。
私のこなしているルーティーンの目標数は36。
競い合うにはちょうどいい数で、一人でも抜けるとかなりの痛手です。
4人は毎日達成数を見比べるのが楽しい様子。
よい傾向です( *´艸`)
③自分で決めること。
行くも行かないも、自分で決めるものだというスタンスを大事にしました。
「今日はどうするー?」
と電話で聞いて、
「今日は行かない」
とSくんが答えたら、
「そうなんだ。寂しいし嫌だけど仕方がない!また明日ね!」
と潔く電話を切ることにしました。
自分の人生は自分で選ぶんだと伝え続けました。
ちゃんと選んでもらえるように、学校を居心地のよい楽しい場所にすることの方に全力を注ぐことにしました。
来れた日、帰りに、
「学校って、思ってたより結構楽しいでしょ?」
としつこく問いかけ続けました。
だれかに決めてもらうことに逃げるのは、少し甘ったれだと思うのです。
何が正しいとか、こっからどうなるかなんて、わかりませんが………
SくんがSくんにとってよい道を進めるように、応援し続けることを誓います。
目的は、不登校をなくすことであってはいけないのです。
Sくんがもっと笑顔になったり、もっと自信をもって毎日を生きられたりできるようになることを目的にしなければいけません。
そのためにできることは、全力でやり続けることを、ここに誓います✨
みかん先生は、しぶとさが取り柄ですから。