本格プール指導開始!!~泳ぎは見せて、触って、リズムで教える~
本日から、本格的なプール指導が始まりました。
6年生は毎年泳力別に4グループに子どもたちを分け、1グループに1人先生がついて教えていきます。
グループ分けは、自己申告で行います。
でも、こちらが見て違うと思った場合は容赦なく変えますし、できるようになればどんどん昇級していくシステムです✨
分け方は次の通り。
A クロールも平泳ぎも25m以上泳げる。
他の泳ぎ方に挑戦したり、長い距離を泳ぐのに挑戦したりする。
B クロールは25m泳げる。
平泳ぎのカエル足を練習し、平泳ぎをマスターする。
C クロールが13m泳げる。
クロールの息継ぎを沈まず横呼吸で出来るように練習する。
D クロール13mが泳げない。
浮くことや、けのび、ばた足の仕方など、その子に合った練習をする。
ちなみに私は高学年を担任すると、毎年Bグループ担当✨です。
男性の先生が高学年女子のカエル足を見るのは、
"ナニかとアレ"なんじゃないか?"という理由で、毎年B担当になります。笑
余計な誤解のもとは作らないのが一番ですから。
水泳を教えるのは、結構得意です(* ̄ー ̄)
毎年30人以上、平泳ぎができるようにしています✨
練習回数はいつも4回くらい。
今日がその1回目でした。
本日、平泳ぎできるようになった人数は、9人。
今年もよいペースです✨
✴平泳ぎができるまで✴
①まず見せる。
基本的な足のかたちをイラストで見せ、イメージさせます。
イラストの形が1「いち」、
そこから2「にーーーーぃ」で蹴るというリズムを教えます。
(足首の力を抜いてまっすぐになるのは、「ぃ」のときです。)
②動かしかたをイメージさせる。
手を足に見立てて動かし、動きをイメージさせます。
「いち、にーーーーぃ、いち、にーーーーぃ」と元気に唱えながら手を動かすのです。
手だからといって侮ってはいけません。
肘を開かせたり、手首の力がきちっと入っているか確認したりと、
細かく細かく見ていきます。
合格したら、次のステップへ。
(どのステップも、合格しないと次に進めません。笑)
③つかまって足練習させる。
プールサイドのへりにつかまって、足練習。
足をもって動かしてあげながら、その子のできていないところをアドバイスしていきます。
もちろん、「いち、にーーーーぃ、いち、にーーーーぃ」を唱えながらです。
合格すると、次のステップへ。
④ビート板を使って足練習。
これも足をもってあげ、私の掌を子供の足の裏に当てて蹴らせることで、
どうすれば進むかをつかませていきます。
これも、「いち、にーーーーぃ、いち、にーーーーぃ」を唱えながら。
合格すると、次のステップへ。
⑤手をつける。
手の動きを見せ、真似させます。
このときのリズムは、
「いち、にーーーーぃ、パッ、いち、にーーーーぃ、パッ」
「パッ」のときに手を動かします。
リズムを唱えながら、手を動かします。
合格すると、次のステップへ。
⑥平泳ぎで泳いでみる。
実際に、平泳ぎで泳いでみます。
25m泳げて、私に合格をもらうと、Aグループへと昇級します✨
①~⑥のステップを、5、6コースをつかって同時進行で行っていきます。
①②⑤はプールサイド、③(プールの端)④⑥はプールの中にいる状態です。
私は、それぞれのステップをぐるぐる回りながら、
説明をしたり、アドバイスをしたり、合格を伝えたりしていきます。
合格の判定は、すべて私が行います。
私が回ってこない間、子どもたちはお互い教え合いながらひたすら反復練習をします。
「合格!」をもらったあとの、子どもたちの笑顔とガッツポーズ……
やみつきになります( *´艸`)
今年は平泳ぎマスター40人越えを目指します✨